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前々作「Fragment」のままのINORANのイメージをもってこの「ニライカナイ」を聴きました。
だからこそ私が感じたのが自分独特の感覚なのかどうか、判断はできないのですが、
そんな私が一番驚いたのは正直、ボーカルとしてのINORANでした。
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1曲目「Determine」の壮大な世界を予感させるOPまでは、ある意味自分の想定内だったのですが、
コーラスが入った瞬間「えっ!?この声INORAN!?イノラン!!?いのらん!!!?」と本気でどっきり。歌が始まってからも同様に。
さらに6曲目「時の色」にはサビで堂々と披露された美しいファルセットに度肝を抜かれ、曲のよさもあいまって否が応でも感動させられました。
声の質から歌い方、発声、ピッチ、そして表現力まで、歌に関するすべてが格段にレベルアップしたように思えてなりません。
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今までの私が知っているINORANの歌(あくまで現時点では「Fragment」どまりですが)には、彼の弾くギターと彼の創るメロディーの飾りみたいなところがあって、
ボーカリストとしてもいかにも成長途中の青さがありました。
私はそんな「ギタリストINORAN」があえてボーカルに挑戦している姿勢がすごく好きだったのですが、
今作「ニライカナイ」の歌はもう今までの彼の歌ではなく、
新しい彼のアスペクト=「ボーカリストINORANの歌」のような気がしました。
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もちろん、その歌はINORANの作る曲の良さに新たな(飾りとしてではない)輝きを加えていて、新たな可能性を大きく切り開いた印象を受けました。
彼の成長振り、そしてアーティストとしての可能性には敬服です。
個人的には、「あんなにカッコ良いINORANが、歌の上手さと美声まで獲得しちゃうなんて反則だ!!」と非常に嬉しい悲鳴です。
胸を張って、自信を持って歌うINORANは、最高にカッコ良い。
もちろん、曲も聴くほどに深みを増す、繊細で丁寧なサウンドです。
INORANを今まで知らなかった人にも自信を持ってオススメできる一枚です。
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