ぷりそく! : 『GUNSLINGER GIRL』第14巻、12月17日発売! 相田裕インタビュー「この巻をクライマックスと呼んでいいと思います」
本日12月17日に相田裕「GUNSLINGER GIRL」の14巻が発売された。同作は機械の体を持つ少女を率いる、政府の秘密組織とテロリストの戦いを描く群像劇で、物語はいよいよ最終局面を迎えている。コミックナタリーはこのタイミングでの一気読みに備え、作品世界をおさらいするとともに、相田へのインタビューを敢行。読む者を没入させるハードでヘヴィな物語はどこへ向かおうとしているのか、作者の思いを語ってもらった。
相田 裕 インタビュー
■この巻をクライマックスと呼んでいいと思います
──「GUNSLINGER GIRL」14巻を拝読しましたが、物語はいよいよ佳境というかクライマックスを迎えていて、読み終えたあと、疲れてグッタリしたほどでした(笑)。
ここ数巻は、単行本が出るたび「続きが読みたい。でも読んでいて辛い」みたいな読者の方の反応があったりして、重い展開が続いていますね。それだけに、それでも読まずにいられない、ページをめくらずにはいられない面白さを出さなきゃっていう、プレッシャーを感じています。
──確かに、ページをめくるのを止められない引き込まれ方をしました。これが「ガンスリ」という物語のクライマックスと捉えていいんでしょうか?
そうですね。「ガンスリ」はジャンとジョゼ、クローチェ兄弟の物語がメインストーリーになっていますが、13巻から今回の14巻にかけて は、彼らを含めて登場人物たちのドラマに重大な転機が訪れます。物語のクライマックスと呼んでもいいのではないでしょうか。
──連載開始が2002年の7月ですから、来年は10周年という節目でもあります。
ここで、ジェームズ·ホーナーからです。
気がつけば相当長い連載期間になりましたね。いつまでも面白い連載が続いていけたら、それはマンガ家にとってひとつの理想だと思うんですけど、今は物語を完結に向けて執筆を進めているところです。
──これまで描かれてきた因縁がついに決着するわけですね。原発での戦いは当初から想定されていたのでしょうか。
こんなにスケールの大きい話になるとは、自分でも思っていなかったです(笑)。「物語の結末はこういう感じにしよう」という色々なパターンを考えながら連載を描きはじめましたけど、そのストーリー展開を、こういう舞台で展開させることになると思いさえしなかったというか。連載初期の頃なら、描こうと� ��て上手くいかないとかじゃなくて、そもそも描こうとしなかっただろうと思うんですよ。最初から諦めちゃって。
──画力がアップしたおかげで話も広がりを見せたということですか。
両方ですよね。「こういうストーリーにしたいから、それに必要なこういう技術を身につける」っていう作用もあれば、技術がこのくらい高まったからこういうのも描けそうだ」ってストーリーに影響を与える部分もあって、お互いが引っ張りあう感じでここまで来たと思います。
■読むのはしんどいけど読む手が止まらない理由
──でも思えば、描きこまれた背景と重厚なストーリーの中に可愛らしい絵の女の子が配置されているという、不思議なギャップを内包したマンガですね。
パッと「何マンガ」と� ��えるのは難しいですよね。でもそういう風にジャンルを横断しているのがガンスリの特徴だと思ってます。
──もともと銃と少女ってタイトル自体が一種のギャップ萌えですもんね。
デビッドレターマントップ10の理由
そういうテーマで、現実に近いヨーロッパを舞台にして、ハードなストーリーを描こうという人はあまりいないのではないかと。
──義体は短命ですぐ死がやってくるという設定が初めから織り込まれているのは、たしかにハードですね。
その「設定」をどう「物語」にしていくかは、連載の途中からは大きな課題になりました。ハードな設定というだけでは、エンターテインメントとしていまいち魅力のないものになってしまうでしょうし。
──この、読むのはしんどいけど読む手は止められない、というストーリーは、どういう仕組みでできるのでしょうか。
そんなに簡単に答えられることじゃないんですが……(笑)。読� ��人が、キャラクターの行く末に関心を持ってくれるようにドラマを描写することじゃないでしょうか。この人物はどういう過去があって、周囲の人々とどんな関係を構築して……というのが伝わってこそ、先の展開に興味を持ってもらえるのかなあと。
■そのキャラなりの選択を見届けてもらえたら
──なるほど。そのお話がひとつの決着を見るのがこの14巻だというわけですね。それにしてもなかなか、過酷な展開で、10年付き合ってきた読者にしてみるとしんどいのではないかと。
読者の声で、思い入れのあるキャラに死んでほしくない、幸せになってほしいというご意見はたくさんあります。ただ、現実にしろ物語の中にせよ、ある人にとって何が幸せかっていうのは難しいテーマですし、「ガンス� �」ってそもそも登場人物が絶対的に正しい選択をして幸せになりました、という話ではないのですよね。
──それはどういうことですか。人間の過ちを見せるということ?
アメリカ大陸次のトップモデル·サイクルの勝者
キャラクターが他人から見て愚かしい行いをすることもあるし、そもそも正しいのか間違いなのか分からない。でも、その人なりの選択を見届けてもらえたら、と。
──どんな結末であれ、それがキャラクターの意志なのだと。
それが伝わればいいな、と思います。
──冒頭でも読み進むのがしんどいと言ってしまいましたが、そのしんどい話も、それぞれに思いが込められているのだとわかって、最後まで付いていく覚悟ができました(笑)。「電撃大王」での連載、いよいよ佳境だと思いますが、楽しみにしています!
コミックナタリー
4 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2011/12/17(土) 17:30:49.79 ID:vQsAKChg
ヘンリエッタ、(*´д`;)…
5 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2011/12/17(土) 17:33:38.30 ID:2z06q/18
3 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2011/12/17(土) 17:30:45.22 ID:CizH2Vor
この人って、カラーイラストと白黒原稿のクオリティが格段に違うね
CGマジックってやつ?
6 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2011/12/17(土) 17:35:41.54 ID:uF2Nj/Jp
丁度、尼からBDが届いたところで、タイムリーだな
7 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2011/12/17(土) 17:36:50.18 ID:j2QG3+Pm
かちんこちんこあくま
わかってるけど、何故かこっちのタイトルが浮かんだ。
14 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2011/12/17(土) 18:10:30.52 ID:tBvhVQtY
>>7
8 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2011/12/17(土) 17:37:22.93 ID:N4ot5Kha
電撃大王を買い始めたキッカケがコレだった
あれから10年か
連載当初の絵柄の方が好きだったんだけど・・・
9 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2011/12/17(土) 17:40:26.83 ID:ngSi+6JD
作者が出張ったアニメ2期は酷かったな
ガッカリンガー
ヘンニナッタ
10 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2011/12/17(土) 17:41:47.44 ID:uF2Nj/Jp
アニメ二期なんて無かった
11 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2011/12/17(土) 17:44:30.39 ID:7BwVXkRk
2期はまだ?
はやくー
12 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2011/12/17(土) 17:58:54.13 ID:KOiLzriI
メタルガーンスリンガー
13 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2011/12/17(土) 18:07:09.79 ID:9y5EYF6K
アニメ二期はよ
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